どうもgiveーkeyです。 「人生を変えたい」 こういった思いは誰にだって心の内に秘めています。 ですが、その思いは実現できずに、様々な葛藤となって自分に押し寄せてきます。 望めば望むほど、理想と現実のギャップに悩まされ、何をしたらいいのかさえわからなくなる。 こういった行き詰まりを感じている方は多いかと思うんですね。 何が間違っているのか、どうすれば劇的に改善できるのか、どうやって突破口を見つけることが出来るのか、といった同じ壁にぶつかり続けている方に、今回はこういった記事を用意しました。 それは「成功している人と行き詰っている人の行動の違い」 に焦点を当てて解説していきます。 行き詰っている人の行動 行き詰まりを感じている人は、変化する事を恐れて拒否している事が多いです。 変化に対して極端に恐れたり、不安を感じていたり、極端な話では必要性を感じていない場合さえあるんですね。 それこそ、先延ばしにしたり、重要なタスクに対して完了できない言い訳を簡単に見つけたりもします。 例えば、山道で二手に分かれた時に舗装されている道を選ぶか、整備されていない山道を選ぶかといった選択肢を与えられると、リスクを避けられ、自分の中で最も抵抗の少ない道、つまり「舗装された道」を選ぶことでしょう。 例えその選択肢が遠回りになっていたとしてもです。 耳が痛くなる内容かもしれませんが、もはや役に立っていないルーティンに固執し、過去の栄光にすがり、現在の状況と比較することで、人生は不公平だと証明するのに躍起になっている可能性があるんです。 こういった人は、人生を変えられない障害や、行動に移せない言い訳を常に生産し、自分の現在の状況に不満を伝えながらも、変えられない最もらしい理由を作り上げて、自分自身を納得させているんですね。 更に行き詰った人は、否定的な思考を持っていて物事を柔軟に考える事が出来ません。 「やったことないから出来ない」 「物事はこういうものだ」 「それは自分にはまだ早い」 こういった言葉をよく使用します。 物事が仮に上手くいかなかった、挫折や失敗を経験したりすると、 「自分にはまだそのレベルには達していないからもうやめよう」 だったり、タイミングや環境の要素を取り入れて、まだ準備が整っていないからと捉えます。 こうした失敗を経験すると立ち直りに時間を要するため、最初の勢いは完全に失速し、止めてしまうか、この方法は端から間違っているといった急な方向転換にさえ陥ってしまう傾向が強いです。 こういった人は通常、自分の望むものを追い求めるのではなく、人生が劇的に変わる何かを期待し、待ちの状態であり、不公平だからいつかは報われるといった自分自身に向けての考え方、他人、世界についての考え方が融通の利かない拗れた状態になってしまっている場合があります。 成功している人の行動 では一方で、成功している人の行動というと、積極的に成長する機会を見つけ出して、新たな挑戦として捉えています。 変化する事を恐れずに、自分のコンフォートゾーンから抜け出すことを恐れません。 ただ勘違いして欲しくないのは、こういった人たちが成長や変化に伴う不快感が無いわけではないという事です。 たとえ、明確な目標を立てて粘り強く取り組み、目標達成に必要なタスクをこなす事が出来たとしても、そのモチベーションが長く続くわけでは無い事を理解しています。 ただし決定的に違うのは、そういった障害が発生した時の解決策を見つける取り組みができる所にあるんですね。 例えば、成功している人はメンターや家族、友人などのサポートネットワークがあり、その関係がより一層限界を超えるための粘り強さ、夢を再度刺激され、自分自身の成長を促してくれます。 また、成功している人は、失敗を学習体験としてみなす成長志向が強い人が多いのも特徴になります。 どんなに失敗したとしても折れない心を発揮し、失敗から立ち直ったり、計画通りに進まなかったとしても諦めずに何度も試行錯誤を繰り返します。 現状に不満を募らせ、辺り一面に吐き出しながらいつかは報われるといった待ちの姿勢ではなく、積極的に能動的に自分の人生に前向きな変化をもたらすために何が出来るかを模索し、求めているんですね。 このように成功している人と行き詰っている人の違いが明確になったのではないでしょうか。 行動するための考え方と行動力が全く異なっている筈です。 成功している人はどんな時も前を進む思考を持ち合わせていて、どんなピンチすらもチャンスだと捉え、成長するために行動しますが、行き詰っている人というのは、変化を嫌い、快適な空間の中で人生を変えたいと嘆いては、重い腰を上げたくない理由探しをしているだけなんですね。 ですが、行き詰っている人たちが成功するための行動へと移行できないのかと言われれば、それは「NO」です。 先ずは上記の行動の違いをメタ認知するだけでも全然違いますのでご安心ください。 ただ、気づいたのはいいけどどうしたらいいの?っと疑問に思う方もいるかと思うんですが、しっかりと対処できるステップがあります。 ここから紹介する4つのステップを踏むことで、行き詰っていた人生から成功する人生へと変化させることが出来ます。 それだけではなく、成功するために必要なテクニックというのも併せて紹介していますが、どれも効果抜群で単純なテクニックになっていますので、ぜひとも活用して下さいね。 続きが気になる方は下に表示されている購読プランに入会してもらう事で学ぶことが出来ますので、よかったら登録してみて下さい。 この続きをみるには購読プラン以上です 目標の再評価 先ずは、目標の再評価を行います。 なぜかと言いますと、多くの場合、行き詰る理由は自分の設定した目標が自分に合っていないか、合わなくなってきたためです。 時間をかけて、人生の中で何を望んでいるのか、成功したい目的は何なのかを明確にします。 また、目標を小さく分割して管理しやすいステップに置き換えた後に、自分の負担とならないレベルを積み重ねていく方法があります。 価値観の洗い出し 自分の人生の中で、どんな人生なら満足できるのか、どんな人生を望んでいるのかは紛れもなくあなたの価値観によります。 もし家族との生活が1番の価値観としてあるならば、その時間を生み出すためにどうしたらいいのかを考えるべきですし、 自由が欲しいなら、どんな自由が欲しいのかを深堀していく事が重要なんですね。 詳しくは 己を正しく知る価値観リスト こちらを試してみて下さい。 クイック・ウィン分析 よく認知行動療法である「スモールゴール」というのは、大きな目標を立てたうえで、それを細かく分割して小さな成功体験を積み重ねていくというのが味噌になりますが、大抵の人は上手くいかないというのがこのスモールゴールの抱える最大の問題点なんですね。 なんでそういう事が起きるのかというと、多くの人は意味のないスモールゴールを立てているからだそうです。 成功するためのゴールを見据えている筈なのに、それとは関係が無いスモールゴールを立てているのが実際問題でして、簡単にこなすことが出来るもの、目の前の手ごろなタスクばかりに目を向けてしまっていて、本来のスモールゴールの効果を発揮できていないんですね。 このクイック・ウィン分析はそういったスモールゴールの問題点をカバーできるテクニックとなります。 どういった内容かと言いますと、自分の人生にとっての影響度が大きいもの、そして手間のかからないものを数値化してスモールゴールを分析していくことで、自分の中でどれを優先的にこなせばいいのかが明確になります。 詳しい内容は 人生を変えるための即スタート力を身に着けるには こちらにまとめていますのでチェックしてみて下さい。 コンフォートゾーンから抜け出す これは、新しい挑戦を受け入れるために、コンフォートゾーンから抜け出しましょうというお話です。 コンフォートゾーンとは簡単に言えば、自分にとって快適な空間を指します。 例えば、出不精の人は自分の家がコンフォートゾーンですし、昔ながらのやり方をいつまでも続けていることもコンフォートゾーンになります。 ですが、このコンフォートゾーンから抜け出すにはかなり労力を必要とします。 先ずは自分の目標と一致しなくてもいいので、これまで視野にすら入らなかったジャンルに手を出してみましょう。 音楽であれば、クラシック、ジャズを聴いてみたり、英会話を始めてみたり、いつもの買い物エリアではなく、一度も行ったことが無いエリアで買い物してみたりでも構わないので、「新しい挑戦を受け入れる」を毎日の日課にして、それが自分の成長にどう導いてくれるかを観察してみて下さい。 詳しい内容は コンフォートゾーンから抜け出す方法 こちらにまとめていますのでチェックしてみて下さい。 捉え方を変える このステップは、成功するために最も必要な思考法です。 失敗、挫折、間違いといったネガティブな項目を学習の機会として捉えなおすことが重要ポイントになってきます。 人間はどうしても失うことにとても敏感に反応しやすいので、最初からそのリスクを受け入れようとはしません。 誰だって失敗するのが目に見えているのに、やろうとは思わない筈です。 ですが、ここではその障害や障壁を1つの成長できる指標だと捉えなおして、そこから新しい解決策を見つけるチャンスとします。 ネガティブな思考や固定観念に囚われていると気づいたら、その状況で自分がコントロール出来るものは何なのかを自問し、ポジティブな変化を生み出すために実行できる小さなことを見つめていくことが大事です。 クリティカルシンキング 思考に柔軟性を持たすならこのクリティカルシンキング一択です。 この思考法は批判的思考と呼ばれていて、前提を疑う思考法とも言えます。 前提を疑う事でその本質を捉え、あるべき方向へと導くことが出来る思考法なんですね。 実は、このクリティカルシンキングは天才すらも超える思考法となっていて、その理由はというと、天才は最短で最適解を導き出すことが出来ますが、その性質上他の視点での思考が苦手と言った側面を持ちます。 ゆえに、天才とは異なる視点を持って本質に辿り着き、天才以上の成果を引き出す可能性を秘めています。 このクリティカルシンキングの詳細は 生まれつきの天才を超える思考法 クリティカルシンキング 序章 クリィティカルシンキングを習得するために必要な6つのスキル こちらで詳しく解説しています。 リフレーミング こちらは物事の捉え方を変えて、感情をコントロールするテクニックになります。 言葉の選び方を変える方法や、質問を使った方法、他人の視点を取り入れる方法、時間の視点を変える方法、ストーリーの再構成を行なう方法などがありますが、一番簡単なのは、言葉の選び方を変える事です。 例えば、毎日穴を掘る仕事をしているとします。 この仕事にやりがいを感じるにはどうしたらいいのかを考えた時に、単純に穴を掘る仕事として認識して受け入れることをせずに、この仕事の定義を再確認して、定義を再修正します。 穴を掘る仕事はどんなニーズがあって存在しているのか、、、 きっと、地下に通じる通路や、未知の資源を採掘するために必要な仕事だというのがこの穴を掘る仕事の定義です。 では、その定義から再修正すると、近未来を開拓する仕事だということになるので、やりがいやモチベーションを高めることが出来ますよね。 このように、どんなネガティブな事象でもその先に何か得られるものは無いのか、そのネガティブな経験をしたことでどんなポジティブな影響があるのかを探していくのがこのリフレーミングになります。 失敗に関する4つの自問自答ワーク 失敗した時に、どうしても感情的になって中々上手く言葉選びが出来ない方用に、これから紹介する4つの質問を自分に投げかけてみて下さい。 この失敗から学べることは何か? この失敗によってどんな実験ができただろうか? この失敗で自分の能力は鍛えられたのだろうか? この失敗を元に、同じ目標に取り組む人にどんなアドバイアスが出来るだろうか? サードパーソン・セルフトーク これは、自分を第三者の視点で考える方法でして、自制心を爆上げしてくれるテクニックになります。 多くの場合、自分を内省して思考を巡らす際は、一人称を使用しますよね。 「私」「僕」「俺」といった、自分が自分を分析していると、必ず冒頭に出てくる人称ですが、これを第三者視点に置き換えてみましょうというのが、このサードパーソン・セルフトークです。 例えば、「僕は失敗を恐れている」という文章は、第一人称ですが、これを第三者視点に置き換えてみると 「○○(自分の名前)さんは、失敗を恐れているように見える」 となります。 これがどういった効果をもたらすのかといいますと、自分の事を俯瞰して見れるようになるんですね。 つまり、ネガティブな感情に囚われずに俯瞰してみる事で、その感情から切り離されることになります。 詳しくは 第三者の目線が己の自制心を爆上げする妙技 サードパーソン・セルフトーク こちらをチェックしてみて下さい。 メンターを見つける 最後はコミュニティの開拓になります。 人間は社会的な生き物であり、お互いがお互いを意識することで自分の成長をより高みに導こうとします。 それを利用したのが、メンターを見つけることになります。 自分の夢と同じメンターを見つけると思いがちですが、実は違います。 正しいメンターの見つけ方は、自分と違うジャンルの人をメンターにしましょう。 なぜかと言うと、同種業者にメンターはいいアドバイスをするかどうか、、なんですよね。 身近な人には厳しい事も言えなくなるといったデメリットもありますし、そもそもいい情報だったら簡単に教えてはくれません。 よって遠慮なくズバズバ言ってくれるメンターを見つけることが重要となります。 また、メンターを見つける時に重要視して欲しい項目があります。 それが、友情と脆弱性の2つです。 つまり、この2つが両立した関係が自分の人生に役立つメンターシップなんですね。 相手の思う気持ちがあって、そこに自分の脆弱性、要は弱い部分ですよね。 お互いに深い友情が確立されたうえで、自分の弱みをさらけ出せられるか、厳しい意見や様々な結果も受け入れられる関係性なのかがすごく大事になってきます。 相手からのアドバイスを受け入れた結果がどんなものだったのかをちゃんと言える関係でありながら、相手もその結果をしっかりと受け止めて改善していく関係が本当のメンターシップだという事です。 因みに、配偶者や家族は違うのでそこは注意して下さい。 なぜ私達は失敗から学ぶのが下手なのか これまで失敗から学ぶものがあるといった方向性で話を展開してきましたが、そもそも私達は「失敗から学ぶことが得意ではない」んですね。 よく失敗から学べと散々言われてきましたが、なぜか同じ肢敗を繰り返しているのが現状です。 これは何故でしょうか。 シカゴ大学のレビュー論文を見てみると、 大抵の人間は失敗から学ぶことが出来ずに、背を向けようとする傾向がかなり強い という事が分かっています。 この理由として、 人間は失敗に直面すると、自我の脅威と認識し、自分の自我を守ろうとするため目を背ける 脳の領域内でも失敗から学ぶ場合、「どこが間違っていたのか」「どうしたら修正出来るか」といった分析を行う必要があるため、認知的負荷が大きく面倒に感じてしまう 失敗を個人的に受け止める人ほど、どうにでもなれ効果に陥りやすく学ぶ機会を損失する 自信過剰、ナルシストほど失敗に対して敏感になる傾向にあり、自分のミスに意識を向けるモチベーションの低下が確認されている こういった結果から、失敗から学ぶ行為は自尊心を否定する行為であるのと、自尊心を守ろうとする信念がぶつかった結果、自己否定と言った脅威になるので、自分を守るために目を背けてしまうということになります。 変化を困難にする7つのアプローチ 変化という言葉を使うと、漠然としてしまいますが、悪い習慣を捨てて、いい習慣を取り入れることだったり、新しいスキルを手に入れることだったり、何かに挑戦することだったりと、人生の大きな節目になるかどうかに関わらず、現状を変える事が自分にとっての変化に当たります。 ですが、これまで変化したいと、これまでの人生を180°変えたいという願望はいつになく消え去り、そしていつのタイミングで再度願ってしまうものです。 なぜ変化したいと思って見ても中々変化できないのでしょうか。 実は、変化したいと思って行動していたものが変化させることをより一層困難にしているアプローチがあるんですね。 このアプローチを知っておかないと、どれだけ変化させようと行動していても、行き詰るどころか全く意味をなさない行動になってしまいます。 今回はその間違ったアプローチ方法を7つ紹介します。 一度に沢山の変化を求める 一度に多くの変化を求めようとすると、集中力が切れます。 一つの変化だけでもかなりの神経を研ぎ澄ます行為なのに、一度に複数ともなるとより慎重な管理が必要になるからです。 変化というのは、脳内にあるルーティーンに抗う行為なんですね。 生活を楽にするための自動プログラムに逆らって行動するため、必要以上の努力と対体力を必要としますので、一度に複数変えようとすると、疲弊するばかりか、より現状維持を強く行動してしまうので、必ず変化させる内容は一つにしましょう。 そして、そのルーティンが身に着くまで最低8週間は継続して下さい。 また、その変化させる内容を結び付けてしまうと、片方の変化が上手くいかなった場合、もう片方も強く引きづりこまれてしまうんですね。 例えば、ダイエットをすると決めたとします。 ダイエットするには、どうしたらいいかの一般的な回答は運動と食事制限ですよね。 この運動と食事制限はダイエットするという変化の手段ですが、全くの別物です。 これを結び付けてしまうと、運動できなかった場合、食事もドカ食いしてしまうリスクがあります。 一つの変化は他にも変化を与える必要がある 自分の習慣や癖を変えたい場合、それに伴う小さな変化を伴います。 例えば、先程のダイエットの例であれば間食をしないようにする、間食を防ぐためには目の着くところにお菓子を置かない様に工夫したり、コンビニに立ち寄らない習慣を身に付けたりといった部分にも注意を払う必要があるんですね。 漠然とダイエットしたいと目標にしていても、自分の小さな習慣がダイエットの達成を妨げている事を改めて見直していかないと、習慣を変える努力が台無しになる可能性があります。 コンフォートゾーンから抜け出す行動を持っていない 変化させるのを困難にする大きな要因として、自分の快適な空間に満足して、変化への準備や意欲を持てない事です。 現状維持バイアスとも関係がある部分ですが、結局私達の今の状態が快適さと安心を享受している限り、変化を起こすことが出来ないと思ってください。 この辺りの解説は @リンク ここでコンフォートゾーンとはなにか、どうやったら抜け出すことが出来るのかを解説しています。 変化のメリットが不明瞭 先程のコンフォートゾーンに加え、変化について困難に感じさせるのは、変化した後に人生がどれほど良くなるかについて、私達が本当に確信していないことにあります。 よく感じる疑問は「努力は救われるのか」、「行動すれば人生はより良くなるものなのか」、「人間関係は改善されるのか」といったもの。 変化を招くことで受けられるメリットが確実なのかどうかという払しょくできない問題点に魅力は感じられず、現状に満足していた方がより確実だと認識してしまうと、変化を起こすように努力を注ぐよう自分自身に説得させようとしても難しいでしょう。 人生に変化を与えた後がどのようなものになるかどうかをしっかりと想像できないと、私達のモチベーションが下がるので注意しましょう。 変化したい内容が広範囲で漠然としている 変化について専門としている心理学者ジョン・ノークロスは、人々が変えたいと思う事柄を4つのカテゴリーに分類してくれています。 先ずは「過剰行動」です。 アルコールの飲みすぎ、課金ゲームのしすぎ、ネットショッピングでのお金の使い過ぎといった過剰消費に繋がる習慣を指していて 次が「行動の改善」。 これは新しいスキルや資格の取得や、運動を習慣にするだったり、毎日瞑想を行なうといった自分自身の行動に繋がる習慣 3つ目に「対人関係の変化」。 これは大切な人との関係の向上や、ソーシャルネットワークを広げる事で情報の共有を通じて新鮮なアイデアがもたらされたり、自分の待遇や価値観、関心について共通し繋がることが出来る機会を無限に提供される等、様々なメリットを享受できるといった変化 そして最後に「生活の質の向上」。 この変化が今回の目玉となているカテゴリーで、自己改善の目標やより良い生活水準を高めるための目標を設定する中でどうしても高レベルの目標と、広範囲かつ曖昧に定義されるものになります。 食生活を見直すだったり、運動習慣を身に着けるだったりは難しいとは感じますが、特定の行動に焦点を当てられるため、その行動を常に監視し続けることで明確に変化させるターゲットに設定する事ができます。 しかし、生活の質を向上させる変化は、どの程度が自分にとって生活の質が向上したかのレベルがハッキリしない上に、定義すらも曖昧です。 これまでの生活を激変させたというターニングポイントをどのようにするのか、より具体的で細分化した測定可能な要素にしなければ、こうした変化は達成されないままとなる可能性があります。 すぐに結果を求める 変化を難しくさせる要因の一つに「焦り」があります。 要は、取り組んだからにはすぐに結果が出ないと、変化した感覚は得られずモチベーションを保てないといった方は要注意ですよ、という事です。 多くのダイエットが上手くいかないのは、すぐに結果が出ずに諦めてしまうことが原因なんですね。 本当に結果を出すために通らなくてはいけない試練は、多くの失敗を得て、多くのフラストレーションと失望の瞬間を目の当たりにしなければならないタイミングが必ず存在します。 その試練を乗り越えたからこそ、人生が変わる瞬間がそこにあります。 ネガティブな感情が生まれるからこそ、人生を変えようとしている指標だという事を頻繁に自分に言い聞かせて下さい。 他人を変えようとする 自分の人生を棒に振りたいのであれば、他人を変えようと努力し続けて下さい。 ハッキリ言いますが、他人を変えようとする行為ほど、愚かで無駄な時間はありません。 なぜかと言うと、他人の感じ方、考え方、行動を自分の基準に合わせて変えようと焦点を当てると、イライラしたり、失望したり、怒ったり、傷ついたりしてしまうからです。 たとえ善意で、どれだけ説得力のあるアプローチだったとしても人は変わることがありません。 変化そのものは各人の課題であり義務です。 馬を水辺に連れていく事は出来るが、飲ませることが出来ない様に、他人を変えようとする難しさというのは理解できるかと思います。 ですので、他人を変えるのではなく、自分自身を変える事に焦点を変えましょう。 いかがだったでしょうか。 これほどにまで行動の違いが明確になれば、自分の中でかみ砕くことが出来ますし、行き詰っている理由が分かれば、今後の生き方にどうアプローチしていけばいいか明確になるはずです。 次回は人生を変える習慣のテクニックをご紹介しますのでお楽しみに。 それでは次回の記事でお会いしましょう。 参考文献 From Stuck to Thriving: Key Actions to Unlock Your Potential What Makes Change Difficult? Lauren Eskreis-Winkler and Ayelet Fishbach(2022).You Think Failure Is Hard? So Is Learning From It