The What-The-Hell Effect 良い習慣を一撃で破壊する ~どうにでもなれ効果~

どうもgive-keyです。

今回は習慣を身に着けて頂くために知っておかなくてはならない「どうにでもなれ効果」について、解説していきたいと思います。

結構ふざけた名前で、以前にもチラッと紹介させてもらったんですが、

「give-keyはネーミングセンスねーな(笑)」

と思われた方もいるかと思うんですよ。

確かに私がネーミングしたのなら、私自身も同じこと思います。

  実はこれ、別に私がネーミングしたわけでもなく、 心理の世界では論文にも使用されている専門用語です。

この「どうにでもなれ効果」というのは簡単に言うと

ダイエット期間中なのに、飲み会でめっちゃ食ったし、めっちゃ酒飲んじゃった💦

あ~もう終わった… もうダイエットなんていいや! どうにでもなればいい。

  こんな感じです。

まあ誰しもが経験ありますよね?

投資してても、

自分なりの根拠をもって最高のエントリーしたのに損切り食らったよ…

もういいや とりあえず損失分を取り返すために値ごろ感でエントリーだ!

これも「どうにでもなれ効果」です。

今回は、そういった「どうにでもなれ効果」の具体的な内容と、それを防ぐ方法も紹介していきます。

参考文献

Polivy, J., & Herman, C. P. (1985). Dieting and binging: A causal analysis

Adams, C. E., & Leary, M. R. (2007). Promoting self-compassionate attitudes toward eating among restrictive and guilty eaters

Consumer behavior study finds response to an initial slip in discipline is key

The Syndrome That Explains Why You Spent Too Much Money This Weekend

Kelly McGonigal Ph.D.(2011).The Willpower Instinct: How Self-Control Works, Why It Matters, and What You Can Do to Get More of It

どうにでもなれ効果

「どうにでもなれ効果」は英語表記で【what-the-hell effect】です。

この効果は何か目標を持って前進している時に、ひょっとした衝動に一部屈服した自分自身の罪悪感から引き起こされる心理現象です。

この現象はダイエット研究者ジャネット・ポリヴィ氏とピーター・ハーマン氏によって作られました。

例えば、ダイエットしてたのにピザ1枚食べてしまったことで、どういった心理変化があるかというと、

自分の欲望に嫌気がさして自己嫌悪と後悔の負のサイクルに陥ります

そこで、食べた人はこう思うんですね。

これで今までのダイエットの苦労が水の泡になった

こうやって自分の行動を後悔し、罪悪感に苛まれた結果、

もう何もかもお終いだから、欲望のままに進もう、今までストレスを抱えてたし、一気に好きな物食べて解消しよう

 

人間は、3大欲求を満たすことで幸福度が上がるように出来ています。

具体的に言うと、脳の報酬システムが活性化することで、ドーパミンが放出されて私たちの気分を高揚させるんですね。

これは、本来持っている本能の1つで、危険から避けて生存率を高めるために報酬システムが私たちの身体に組み込まれています。

 

つまり、ダイエットで求めている物を食べないというのは本能から逸脱しているので、たった一口、一欠けら食べたぐらいで意志力に多大な変化をもたらすからこのような現象を引き起こしてしまいます。

言い方を変えれば、私たちはストレスを抱えるたびに脳の報酬システムが、抑制しているものをより魅力的にしているとも言えますよね。

例えば、ある研究では女性がストレスを抱えた際に普段よりチョコレートを渇望する割合が上昇したという結果もあります。

これは甘いものを欲しがっている欲求がストレスによって、普段以上に魅力的に見えて欲しくなっているのではないでしょうか。

 

またこの「どうにでもなれ効果」は、お金の使い方にも影響があったんですね。

ある研究では、高額な金額を別の紙幣や硬貨に崩された途端に、消費傾向が強まったと言います。

 

要は1万円札では使わないと決める事は容易だけど、1000円を10枚に崩した時に、1万円札だった時より使いやすくなってしまったりするんですね。

 

そして最もクリティカルな効果は「他の事にもこの効果は伝染」します。

 

その日のうちに自分の欲望に負けた場合、他で抑制していたことも解放されてしまう恐ろしい効果です。

例えば、お菓子を食べない事と、毎日1時間勉強する事といった目標を立てていたとします。

ここで、誘惑に負けてお菓子を一口食べてしまったら、なんと、勉強すらも辞めてしまいます。

 

後は、「割れ窓理論」といってですね、とある建築物に割れた窓があってそのまま放置していると、次第に割れた窓が増え続けて、最終的には町全体が荒れてしまうといった物も「どうにでもなれ効果」です。

 

このようなストレス環境下において、軽減させる自分に向けた簡単な質問が4つあるので紹介します。

 

  1. ストレスや不安、落ち込んでいると感じた時に、あなたは何に目を向けますか?
  2. 動揺している時に、あなたは誘惑にかかりやすいですか?
  3. あなたは気が散りやすく、先延ばししがちですか?
  4. ストレスを抱えると、あなたの意志力はどのような影響をあたえますか?

この4つの質問を自問自答するように問いかけて答えてみて下さい。

次は、目標設定についてですが、ダイエットにしてもなにかを定着したい習慣にしても必ず、目標設定というのは大事になってきます。

では、どういった目標設定なら「どうにでもなれ効果」が起きやすいか解説していきます。

短期目標しかない場合

例えば「今日は」とか、「午前中までに」といった区切りが短い物、こういった短期目標を立てた場合は「どうにでもなれ効果」が起きやすいです。

恐らくですが、瞬間的な目標というのは立てやすい上に、達成するのが困難だからだと思います。

何かを変えたいときという事は、私たちの脳に変化を与えるという事です。

この行いは脳にとっては嫌なんですね。

脳は、とても変化を嫌うので、短期的に変化を起こそうと私たちが強い意志を持ってたとて、簡単に覆ります。

よって、強い意志力をもって取り組んだはずなのにそれが出来なかったギャップが「どうにでもなれ効果」を発動させているのではないかと考えます。

何かを止める目標の場合

例えば「煙草を辞める」だったり、「お菓子を食べない」といった目標の立て方は「どうにでもなれ効果」を引き起こします。

カリギュラ効果として有名ですが、「何かを禁止したり、抑制したりすると、その逆の行動に走りたくなる」心理ですね。

先ほども一例を出しましたが、人は生存リスクを避けるために報酬に対して、気分が高揚するように出来ています。

これを抑制すると、その対象物が魅力的に変わっていくんですね。

チョコレートの話もしましたが、普段チョコレートを食べない人でも「あなたは1年間チョコレート禁止」と言われると、普段好きじゃない人でも魅力的に映る研究結果がある位です。

 

とは言え、目標達成するためには抑制も必要だろと、遊んでばかりじゃ人生成功できないだろと思う方いらっしゃると思いますが、これはテクニックで改善できます。

 

これから紹介する5つのテクニックはかなり有効でしたので、是非とも自分に合うものを試してください。

 

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