どうもgive-keyです。
今回は、人間関係に必須なスキル、コミュニケーションスキルについて焦点を当てて、紹介したいと思います。
自分の気持ちや考えを伝えるときに、あなたがどのように伝えているかを客観的に自分自身を見ている人は少ないかと思うんですよね。
というのも、自分の家族や、恋人、上司に対して会話している時に
「この発言をすると相手のトラウマに触れるかもしれないから遠回しで伝える方法ないかな」
「あなたのその発言、特に言い方に不快感を感じているからやめて欲しい」
といった、冷静に自分の発言や自分の心の動きを観察しながら会話する事なんてほとんどないと思います。
逆の立場でも自分の発言が相手にどのように伝わっているか確かめようもありません。
つまり、少なからずネガティブな感情を胸に秘めた状態で会話を続けているのが大半なんじゃないかと思うんです。
実はこれが、気づかないうちに相手の攻撃性を増す言葉を発してしまう原因になっているんですね。
要は、ストレスを抱えながら会話することで、ストレスが会話相手にも伝搬し、人間関係を崩壊させるきっかけになります。
マーシャル・B・ローゼンバーグはこういった攻撃性のある対話を覆すために、平和的な対話だけでなく、新しい自己確立も内包した「Non-Violent Communication」、通称「NVC」を提唱してます。
新しい自己確立というのは、双方が妥協して解決策を模索するといった方法ではなく、当事者双方が敬意を払って解決を目指すことに重きを置いています。
何を必要としているかをお互いにたずね、感情を荒立てる事無く、先入観を失くして相手と意思疎通を図る
これこそがNVCの神髄となります。
それでは、ここからは詳しく説明していきましょう。
参考文献